2014年 02月 03日
冬の次は。 |
私の薬、煎じたときの写真です。
「抑肝散加陳皮半夏」という長い名前の薬です。
「抑肝散」という漢方に、陳皮と半夏という生薬を加えたものです。
これは、すごく簡単に言うと、イライラや鬱々と考え事をして、本来なら伸びやかに流れているはずの“気”の流れが滞り、消化などにかかわるところに影響を及ぼしてしまったのを治療する薬です。
私の場合は、“気”が流れていないので“血”の流れも滞り、酷い肩こりを起こしていました。
この薬で気を流すようにし、同時に血を巡らせる薬も服用したら、酷い痛みがかなり減ってきました。
肩こりの人誰もがこの薬が効くかと言えばそうでもなく、私と同じような原因でなければ効果は出にくいと思います。
私自身も薬剤師さん指導のもとに服用していますので、必ずお医者さんか薬剤師さんにご相談してからお薬は服用して下さい。
さて、この薬の名前にも入っている「肝」ですが、春に色々と症状が出やすくなります。
何かイライラする、やたらと怒りっぽい、考え事をし過ぎてしまう(←コレ、私一年中やってます)、などなど。
肝に関係のある症状が、押し寄せてきます。
3月はあまりセミナーの日程が取れませんが、3月から4月にかけては、春に出やすい症状のセミナーにしようかと思います。
何だか気持ちがモヤモヤするとか、イライラして仕事がはかどらないと言う方。
私の煎じ薬に入っている「陳皮」は、ミカンの皮です。
気を流す効果があります。
柑橘系の香りは、気分をリフレッシュさせるのに効果的ですので、お茶や入浴剤などに取り入れてはいかがでしょうか。
楽しみながらされると、気の流れにはより効果的だと思います。
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by m-yakuzen
| 2014-02-03 12:08
| 中医学