2017年 01月 20日
腸といろいろな症状。 |
ずっと皮膚疾患が治らずに困っていた時、中医学の考え方からも、
体の中から変えていかないと絶対に治らないと思っていました。
中医学では、五臓の中の「肺」という機能は、呼吸や気をコントロールします。
ですので肺というシステムにトラブルがあると、咳が出たり鼻水が出たりします。
ここまではイメージしやすいと思うですが、中医学で肺は経絡で、鼻、大腸、皮膚と繋がっているとされています。
アレルギー性鼻炎や喘息の人が、アトピー性皮膚炎、下痢や便秘を繰り返すことは、
中医学的に見れば不思議ではありません。(アレルギーマーチと言われています)
私も実際に、咳喘息→皮膚炎・ひどい便秘となりました。
最初はずっと、皮膚炎を鎮めたりするような皮膚にスポットを当てていた漢方薬を飲んでいたのですが、全然治らずある病院にかかったら、のどの炎症を抑えるような漢方薬を処方されました。
その漢方薬に切り替えると、どんどん皮膚炎が治まっていき、
まだ全然治りきっていないうちに漢方薬を飲むことを止めても、さらにどんどん治っていきました。
最後は自分の自然治癒力で治せたのだと思います。
同時に私は、腸内の環境を整えるようなサプリを飲んだり、
果物をしっかり食べたりしていました。
ちなみに、自分自身ではのどの痛みは一切なかったんですけどね。
そのほかに、口呼吸を止めて、鼻呼吸を心掛けていました。
のどと腸のケアを同時にしていたら皮膚が治っていきました。
その時は、やっぱり繋がってるんだなーと我ながら感心してしまいました。
最後に、画像は腸のことを知りたいと思って読んでた本です。
腸のことを調べるうちに、今度は発酵食品ってすごいなーと思ったのでした。
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by M-YAKUZEN
| 2017-01-20 11:49
| 中医学